ホテルライクなお部屋作りにおすすめのベッドとは?

  • 更新日:2024-4-8
  • 公開日:2023-4-7

居心地の良いホテルに宿泊した方の中には、「自宅でもホテルのような部屋を作りたい」と願うケースも少なくないでしょう。今回は、ホテルライクな部屋作りに役立つように、ホテルのベッドの特徴やマットレスの種類、コーディネートに適したアイテムなどを詳しく紹介します。

旅行の時に利用するホテルの多くは、宿泊客が快適に過ごせるように部屋作りをしています。居心地の良いホテルに宿泊した方の中には、「自宅でもホテルのような部屋を作りたい」と思った方も少なくないでしょう。今回は、ホテルライクな部屋作りに役立つように、ホテルのベッドの特徴やマットレスの種類、コーディネートに適したアイテムなどを詳しく紹介します。

ホテルライクとは?

ショールームパラマウントベッド株式会社 | PARAMOUNT BEDショールームイメージ

ホテルライクとは、「ホテルのような」を意味する言葉です。不動産業界では、注文住宅やマンションなどを魅力的に紹介するために、この「ホテルライク」がキャッチコピーとして使われるケースも少なくありません。不動産業界以外にも、インテリアメーカーが商品の宣伝などの際にホテルライクを使用することもあります。「空間に仕切りを設けない」「家具の配置を直線的に配置する」など、ホテルライクな部屋作りに役立つテクニックも数多く存在します。

ホテルのベッドにはどんな特徴がある?

ホテルで使用されるベッドやマットレスの多くには、ご自宅で使うものと比較すると、目立った特徴があります。中には例外もありますが、ホテルのベッドやマットレスによくある特徴を以下に列挙します。

  • ベッドメイキングがしやすい
  • 耐久性が高い
  • 複数台のベッドを繋げられる

||||ベッドメイキングがしやすい

ホテルのベッドは、その多くが「ベッドメイクのしやすさ」にも配慮して設計されています。これは、ホテルの従業員(ハウスキーパーとも言います)が一日に何部屋ものベッドメイクをするケースが多いためです。例えば、ベッドを動かしやすいように脚にキャスターが付いていたり、ヘッドボードが固定されていなかったり、効率的に作業が行えるよう随所に工夫が施されています。

||||耐久性が高い

ホテルに訪れる宿泊客は、体型からベッドの使い方に至るまで、人によってバラバラです。そのため、ホテルのベッドは誰がどんな使い方をしても品質が劣化しにくいように、耐久性を重視して作られているケースが多くなっています。

||||複数台のベッドを繋げられる

ホテルの客室は、宿泊客の人数に合わせシングルルームやダブルルームなどの種類が存在します。客室の種類に合わせてベッドの大きさを調節する目的で、ホテルのベッドは複数台を繋げられる設計であることが多くなっています。

ホテルライクな部屋に適したマットレスとは?

以下では、ホテルライクなお部屋の演出に役立つマットレスの種類について解説しましょう。ホテルのマットレスは、内部に金属のコイルスプリングが入った「コイルマットレス」が使用されることが多くなっています。コイルマットレスは主に「ボンネルコイルマットレス」と「ポケットコイルマットレス」の2種類に分かれ、それぞれで寝心地などが異なります。

||||ボンネルコイルマットレス

ボンネルコイルマットレスは、内部のコイルスプリングをワイヤーで連結させたマットレスのことです。固めの寝心地になりやすく、通気性や耐久性に優れるものが多いという特徴があります。一方、マットレス全体に振動が伝わりやすいため、複数人で使用すると寝返りの振動で目が覚めやすいのがデメリットです。

||||ポケットコイルマットレス

ポケットコイルマットレスは、内部のコイルスプリングがそれぞれで独立しているマットレスです。独立したコイルスプリングが点で身体を支えるため、柔らかめの寝心地になりやすく、身体の凹凸に合わせて圧力を分散させやすいのが特徴です。ボンネルコイルマットレスと比較をして、寝返りを打っても振動を軽減しやすい一方、耐久性に劣るマットレスが多いというデメリットがあります。ボンネルコイルマットレスとポケットコイルマットレスのどちらも特徴や寝心地などが異なるため、特徴や寝心地などをよく確認した上で選ぶことをおすすめします。

ホテルライクな部屋作りに役立つアイテムは?

ホテルライクな部屋作りに役立つアイテムについてもご紹介します。ホテルの雰囲気を再現するのに役立つアイテムは、以下の通りです。上手に取り入れることで、理想のホテルの雰囲気に近づけやすくなります。

  • 間接照明
  • ベッドスロー

||||間接照明

ホテルの客室には、フロアランプやテーブルランプが設置されているケースが多いのは想像に容易いでしょう。その点を利用して、天井や壁の反射光を利用する間接照明を部屋に取り入れると、ホテルのような雰囲気を演出しやすくなります。足元やベッド脇など、光源を置く場所によって部屋の印象が大きく変わるため、好みの雰囲気になるよう調整すると、理想とするホテルの雰囲気により近づきます。

||||

ホテルのベッドには、宿泊客に合わせて「好みの枕を選べるようにする」という配慮から、枕が2つ置いてあるケースも少なくありません。高級ホテルの中には、形状や硬さが異なる枕がたくさん置いてあることもしばしばです。同じように、部屋のベッドに複数個の枕を配置することで、ホテルのような雰囲気を再現しやすくなります。

||||ベッドスロー

ベッドスローとは、掛け布団の上やベッドの足元に置く長方形の布のことです。このベッドスローはベッドの装飾をはじめ、靴を履いたままベッドに寝転がってもベッドカバーを汚さないために設置されています。足元に置くという特性から、フットスローと呼ばれることもあります。日本ではあまり馴染みのない寝具ですが、ホテルのベッドには備わっていることが多いので目にしたことがある方も多いでしょう。ベッドスローを取り入れることで、部屋をホテルのような雰囲気に近づけやすくなります。

先に挙げたアイテムを利用することで、ホテルライクの部屋を実現しやすくなりますが、部屋を作るうえで注意しておきたいポイントがあります。以下の項で詳しく紹介しましょう。

寝室をホテルライクにするなら、空間の使い方とベッドや小物を意識しよう!

1日の終わりを過ごす寝室。疲れた身体を癒やす部屋は、ゆったりと落ち着くホテルライクにしたいと思う方もいらっしゃるでしょう。 寝ているので気づきにくいですが、1日のうち約3分の1を過ごす部屋ですから、じっくりと考えて素敵な空間にできたら嬉しいですよね。

もしホテルライクな寝室にしたいのであれば、2つ大切なことがあります。 それは「空間の使い方」と「ベッドや小物」です。

||||空間の使い方

ショールームパラマウントベッド株式会社 | PARAMOUNT BEDショールームイメージ

ホテルライクな空間にするには寝室の空間を広めに取ることがポイントです。 その際にはベッドの配置にも注目しましょう。普段ならベッドの2つの側面を壁に沿わせて配置することが多いかもしれませんが、ホテルライクな寝室にするなら、壁に沿わせるのは1つの側面だけにしてみてはいかがでしょうか?

ベッドの頭に近い辺だけを壁につけると、少しホテルライクになります。

||||ベッドや小物

ショールームパラマウントベッド株式会社 | PARAMOUNT BEDショールームイメージ

ホテルライクにするためのポイントはシンプルさにあります。寝室に置くベッドや小物は、シンプルで洗練されたものを選ぶとホテルライクになります。 また、寝室はゆったりと静かに身体や心を休める場所となりますので、シンプルかつ落ち着いた色合いにすると良いでしょう。

上記に写真に掲載されているベッドはパラマウントベッドの「INTIME1000」です。 シンプルかつ落ち着いたカラーバリエーションを取り揃えていますので、あなたのイメージする寝室の雰囲気に合ったベッドボード・ベッドフレームを選ぶことができるでしょう。

さらに、「INTIME1000」は電動リクライニングベッドで、デザイン性だけでなく、機能面でもあなたの眠りをサポートします。

ご興味のある方は、以下のページをご覧ください。「INTIME1000」の機能やデザインの詳細をご説明します。



パラマウントベッドの新電動ベッド「INTIME1000」について


ホテルライクな部屋を作る際の注意点

||||どんなホテルに似せたいかをイメージしておく

先に挙げた通り、ホテルのベッドの特徴や部屋作りに役立つアイテムはさまざまですが、「ホテルライクの部屋の具体的な作り方」を紹介するのは困難です。ひと口にホテルと言っても、ホテルごとに部屋のコンセプトや想定するターゲットなどが大きく異なります。客室によって部屋の雰囲気や内装が異なるので、作り方の方法を断言するのが難しいのです。

そのため、ホテルライクの部屋を作る際は「好みのホテル」や「どんな部屋にしたいか」をイメージすることをおすすめします。理想とするホテルが明確に想像できていれば、理想のホテルライクの部屋作りを成功させやすくなるでしょう。ホテルのオフィシャルサイトには、客室の写真やベッドの特徴などを公開しているケースも多いため、部屋作りの参考にするのも良い方法です。

||||使いやすい部屋作りを意識する

「ホテルライクな部屋作り」を意識するあまり、雰囲気だけを重視した結果、使いづらい部屋や居心地の悪い部屋となってしまっては意味がありません。理想の部屋がイメージできた後は「快適に過ごせる部屋かどうか」を確認しましょう。部屋作りを実施する段階で「どんなベッドが必要なのか」「予算はどのくらいかかるのか」といった計画を立てておくことをおすすめします。

今回は、ホテルのベッドの特徴やマットレスの種類について詳しく紹介しました。

中には、「ホテルとまったく同じベッドやマットレスが欲しい」という方もいるかもしれません。寝具メーカーによってはオフィシャルサイトを通じて、ホテルへの納入実績などを公開しているため、参考にするのも良い方法です。ただし、ホテルで使用される業務用のベッドやマットレスは、一般的なベッドやマットレスよりも高額であることも珍しくないため、予算と相談したうえで購入することをおすすめします。