低反発のマットレスの特徴とは?
- 更新日:2024-3-26
- 公開日:2023-12-20
低反発マットレスは、柔らかく身体を包み込むような寝心地で人気です。ここでは低反発マットレスの特徴や身体に与える影響をご紹介いたします。
低反発マットレスは、柔らかく身体を包み込むような寝心地が魅力です。一方で、柔らかすぎると、寝ても疲れがとれなかったり、背中や腰に負担がかかったりすることもあります。マットレスの柔らかさに身体的負担を感じて買い替えを検討している方に、次のマットレス選びで気を付けたいポイントやおすすめのマットレスをご紹介します。また、電動ベッドによる背中や腰の負担の軽減策も併せてご紹介します。
低反発マットレスにはどんな特徴があるの?
低反発マットレスの特徴を知り、次に購入(使用)するマットレスにも求める点・改善する点を明確にしておきましょう。
||||低反発マットレスは身体にフィットする寝心地の良さがある
低反発のマットレスは、反発力の低いウレタンフォーム素材でできています。反発力が低いということは、寝そべった時に身体の形に合わせてマットレスが沈み込むので、柔らかく包み込むような寝心地を感じられるのです。低反発マットレスには、ゆっくり沈んですぐには戻らない、もっちりとした粘性があるという特徴があるので、身体の凹凸にぴったりフィットし、眠っている間の体勢を安定させるメリットがあります。その反面、柔らかすぎる低反発マットレスを選んでしまうと、寝返りがしにくいというデメリットもありますので、低反発マットレスの中でも柔らかさを確認してから選ぶことが大切です。また、身体にピッタリ密着するので熱を逃しにくく冬でも温かいという特徴がありますが、夏になると熱がこもりやすく蒸れやすいというデメリットもあります。
||||低反発マットレスは体圧分散に優れている
硬いマットレスで眠っていると、マットレスに接している部分に体圧がかかりやすくなります。体圧がかかりやすい部分の例として、仰向けで寝ている時には、頭や背中、お尻、かかとなど。横向きで寝ている時には、肩や腰、脚などが挙げられます。身体の同じ部分が圧迫され続けると、その周辺の筋肉が緊張して痛みが生じやすくなってしまいます。「体圧分散」は、この「身体にかかる圧力」を分散させる力のことです。低反発マットレスは身体にフィットするため、身体の多くの部分がマットレスと接しやすく、体圧分散性に優れているといえます。
||||低反発マットレスの耐久性は素材によって違いがある
マットレスを購入する際に気になるポイントのひとつとして耐久性があるのではないでしょうか?低反発マットレスの耐久性は、素材や品質によっても違いがあります。例えば低反発マットレスに使われているウレタンフォーム素材は、発泡の密度が大きいほど耐久性が上がります。
低反発の良さを活かしながらデメリットをカバーするマットレスとは?
柔らかすぎる低反発マットレスのデメリットとして、腰や背中が沈み込んでしまうことが挙げられます。そのような状態にならないために低反発のマットレスの下に高反発マットレスを敷いて沈み込みが深くならないように調整する方もいるほどです。パラマウントベッドでは、低反発マットレスの特徴でもある身体にフィットする寝心地を備えながらも、身体の重みによる沈み込みを抑える「体圧分散性と沈み込みを抑える機能を備えたマットレス」を開発しました。
||||身体の凹凸を支えるマットレス
パラマウントベッドのマットレス「スマートスリープ ベーシック」は、身体の凹凸にフィットすることを目指し、マットレス内部を特性に違いを持つ3つのフォームで構成しました。身体に最も近い層にはやわらかな感触のフォームを使用し、中間の層には身体の凹凸に合わせて形を変えるウレタンフォームを、最下部には硬く弾力性のあるフォームを使用することで、身体の沈み込みを防いで全身をしっかりと支えます。
詳しくはこちらの「スマートスリープライト」をご覧ください。
||||水の流れを利用して身体の凹凸を支えるマットレス
身体の凹凸を水の動きで支えるマットレスもあります。マットレスの背中や腰にあたる位置に、水の動きで身体の凹部分を支えるアクアセルが埋め込まれたマットレス「スマートスリープ アクア」です。仰向けや横向き、どんな寝姿勢になっても水が一緒に動いてピッタリフィットします。
今までにも水の流れを利用して身体の凹凸部分を支えるマットレスはありましたが、水だけで作られた従来のマットレスは流動性があり過ぎて、寝返りの際に力を加えた部分の水が逃げて寝返りしにくくなりやすいという特性がありました。「スマートスリープ アクア」は、水を11個の薄いセルに入れて身体の凹凸を支える部分だけ埋め込んでいるので、「寝返りのしやすさ」に秀でたマットレスになっています。
詳しくはこちらの「スマートスリープ アクア MW-C200L」をご覧ください。
電動ベッドによる背中や腰の負担の改善策とは?
背中や腰の負担を減らす方法として寝姿勢の改善があります。仰向けで脚を伸ばした姿勢で寝ている時は、腰が下に引っ張られてしまい痛みを感じやすくなりますが、その寝姿勢は、背中を少し起こしたり、膝を少し曲げることで避けることが可能です。「背上げ」や「膝上げ」機能がついている電動ベッドなら、フラットなベッドに比べて身体への負担を軽減してくれます。パラマウントベッドにも「背上げ」や「膝上げ」機能を備えた電動ベッドがあります。詳しくはこちらの「リクライニング付き電動ベッド インタイム 1000」をご覧ください。