ベッドサイズの選び方~大きさはどのくらいが適切?
- 更新日:2024-1-21
- 公開日:2023-8-26
シングルサイズやダブルサイズなど、名前を聞いただけでは「最適なサイズがよくわからない」という方もいるのではないでしょうか。ここでは基本的なベッドサイズを紹介するとともに、身長や使用人数に合わせたベッド選びのポイントを紹介します。
シングルサイズやダブルサイズなど、名前を聞いただけでは「具体的なサイズ感をイメージしにくい」、「最適なサイズがよくわからない」という方もいるのではないでしょうか。ここでは基本的なベッドサイズを紹介するとともに、身長や使用人数に合わせたベッド選びのポイントを紹介します。
ベッドの基本的なサイズ
- シングルサイズ
- セミシングルサイズ
- セミダブルサイズ
- ダブルサイズ
- クイーンサイズ
- キングサイズ
- ワイドキングサイズ
シングルサイズからダブルサイズ、ワイドキングサイズまで、7パターンのベッドのサイズをご紹介します。
||||シングルサイズ
シングルサイズベッドは、横幅100cm×長さ195cmの寸法です。6畳のお部屋に置くと、およそ3分の1のスペースを占めます。最もスタンダードなサイズのベッドなので種類が多く、好みのベッドを見つけやすいのが特徴です。シングルの名前通り、大人1人用のベッドになります。
||||セミシングルサイズ
セミシングルサイズの寸法は、横幅80~90cm×長さ195cmです。シングルサイズよりも小さく、大人1人用のコンパクトなベッドとして使用できるほか、子ども用ベッドとして使うのに適しています。ベッドによっては、2台を連結させて横幅を広くできるものもあります。
||||セミダブルサイズ
セミダブルサイズの寸法は、横幅120cm×長さ195cmです。シングルベッドより20cmほど横幅があるため余裕をもって寝返りを打ちやすく、大人1人用ベッドとしては十分なサイズになります。広々としたスペースで、ぐっすり休みたい方におすすめのベッドと言えるでしょう。ビジネスホテルでも、ゆったりと眠れるセミダブルサイズのベッドを採用しているケースも多々あります。
||||ダブルサイズ
横幅140cm×長さ195cmの寸法が、ダブルサイズベッドの大きさです。大人2人で眠ることも可能ですが、1人あたりの横幅がセミシングル以下になってしまうため、手狭に感じてしまうケースも少なくありません。小さな子どもと一緒に使ったり、思い切って大人1人用ベッドとして使用したりしても良いでしょう。
||||クイーンサイズ
クイーンサイズベッドは、横幅160cm×長さ195cmという寸法になっています。ダブルサイズよりも20cm横幅にゆとりがあるため大人2人でも余裕をもって使いやすく、夫婦やカップルにおすすめのサイズです。ただし6畳や8畳のお部屋では、クイーンベッドを置くとお部屋のスペースが手狭になってしまうこともあります。加えて、クイーンサイズは他サイズのベッドに比べると流通が少なく、好みのベッドを探すのが難しいこともしばしばです。クイーンサイズで好みのベッドが見つからない場合は、連結可能なセミシングルのベッドを2つ横に並べ、クイーンベッドのように使用する方法もあります。
||||キングサイズ
キングサイズベッドは、横幅180cm×長さ195cmの広々としたサイズ感が特徴的なベッドです。カップルや夫婦で使えるのはもちろん、小さな子どもを含めて3人で使うこともできます。
||||ワイドキングサイズ
ワイドキングサイズベッドは、横幅約200cm×長さ195cmというサイズです。ちょうどシングルベッドを2台並べたサイズと同等だと覚えておくと良いでしょう。ワイドキングサイズベッドはフレームを分離・連結させられるタイプのものが多く、分離させてシングルサイズベッドのように扱うこともできます。必要に応じて連結させたり分離させたりできるのが魅力で、ライフスタイルの変化に合わせて柔軟な使い方をすることが可能です。
「ロングサイズのベッド」も存在する
先に挙げたベッドのサイズは、縦の長さが一定(195cm)ですが、ベッドのサイズには縦に長く設計されている「ロングサイズ」という種類もあります。例えば、横幅120cm×長さ207cmのセミダブルロングや、横幅140cm×長さ207cmのダブルロングのように、横幅によってサイズが分かれるのが特徴です。身長が高い方に向いているサイズと言えるでしょう。
ちなみに、ベッドメーカーや寝具を取扱う店舗によっては、ベッドサイズの種類や寸法が異なることもあります。
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シチュエーション別にみるベッドの選び方
ベッドの基本的なサイズを紹介したところで、具体的なサイズの選び方について解説をしましょう。結論から言えば、ベッドの選び方は使用人数や身長、お部屋の広さによって異なります。従来の家庭用ベッドではなく介護用ベッドを選ぶ際も、いくつかのポイントを把握しておく必要があります。
以下では人数、身長、介護ベッド、お部屋の広さを通した「ベッドの選び方のポイント」を紹介します。
||||使用人数に合わせて選ぶ
ベッドの使用人数が決まっているのであれば、ベッドのサイズを選びやすくなります。
1つのベッドを1人で使う場合はシングルをはじめセミシングルやセミダブルのベッドはいかがでしょうか。夫婦やカップルで使う場合、若干手狭になってもOKであればダブルベッド、2人分のスペースをしっかりと確保したいのであればクイーンサイズ以上のベッドがおすすめです。夫婦と小さな子どもでベッドを使用するのであれば、思い切ってキングサイズのベッドを選ぶと良いでしょう。また、シングルベッドやセミダブルベッドを2台連結させて使うのもおすすめです。
||||身長のサイズに合わせてベッドを選ぶ
身長が180cm以上ある方は、ロングサイズのベッドを選ぶのがおすすめです。従来のベッドの長さが195cmであるのに対し、ロングベッドの長さは207cmで、身長180cm以上の方でも、脚を伸ばしてゆったりと眠りやすいというメリットがあります。
||||部屋の広さとバランスで選ぶ
一般的なシングルベッドを1台置く場合は、コンパクトな寝室でも設置できます。設置の際は、通路の確保も視野に入れた上で設置することが大切です。
シングルベッドを2台設置する場合、6畳以上のスペースが望ましいといえます。寝室にベッドだけを設置したい場合には6畳の広さでも問題ありませんが、テレビボードやドレッサーなどの家具も一緒に設置したいのであれば8畳以上のスペースが理想です。
快適な寝室を作るためにも、ベッドサイズを見極めることは大切です。体格や利用人数、部屋の広さなどの条件を鑑みて、ご自身にフィットするベッドを選びましょう。
介護ベッドのサイズとは?
最後に、「介護ベッドのサイズ」について紹介しましょう。
介護ベッドは、介護者の負担を軽減したり被介護者の快適な休息をサポートしたりするのに欠かせません。介護ベッドのサイズを選ぶ場合は、部屋の広さや被介護者の体格、介護者が介護しやすい距離感を考慮する必要があります。ここではパラマウントベッドで展開している介護ベッドを例に挙げ、サイズごとの特徴を解説しましょう。
介護ベッドのサイズは、一般的なサイズとは種類が異なります。具体的には、ベッドの長さによって180cm(ミニ)、191cm(レギュラー)、205cm(ロング)の3種類に分かれる仕組みです。横幅も83cm幅、91cm幅、100cm幅などがあるため、被介護者の体格や部屋の広さによってサイズを選びやすくなっています。
パラマウントベッドでは被介護者の体格に合わせやすい、さまざまなサイズの介護用ベッドを展開しています。さらに、介護用ベッドとしても日常用のベッドとしても使える電動ベッド「INTIME1000」も展開。スムーズな起き上がりをサポートする「背上げ機能」や、ベッドから立ち上がる際に膝や腰の負担をかかりにくくする「高さ調節機能」足のむくみを緩和しやすくする「膝上げ機能」など、被介護者はもちろん介護者の負担も軽減してくれます。このINTIME1000については、以下のページをご参照ください。具体的な機能や値段について、詳しく解説しています。
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