スプリングマットレスとは
スプリングマットレスは、マットレスの中に硬銅線で作られたらせん状のコイルスプリング(バネ)が入っている寝具です。このコイルスプリングがスプリングマットレスの弾力性を作り出しており、1つひとつのバネの柔軟さやスプリングマットレスの中に入っているコイルスプリングの数、構造によっても寝心地が違ってきます。
長年使用してきたスプリングマットレスが「以前より寝心地が悪くなってきた」「寝起きに腰や背中に痛みがある」などと感じるようになってきたら、買い替えの時期かもしれません。
長年使用してきたマットレスが「以前より寝心地が悪くなってきた」「寝起きに腰や背中に痛みがある」などと感じるようになってきたら、買い替えの時期かもしれません。なぜなら、マットレスは長年使っていると、体重がよくかかる箇所からヘタリやすくなるからです。今まで使っていたマットレスの寝心地を改善して、より自分に合ったマットレスを見つけたい方のために、身体に合ったマットレスの見分け方をご紹介します。
スプリングマットレスは、マットレスの中に硬銅線で作られたらせん状のコイルスプリング(バネ)が入っている寝具です。このコイルスプリングがスプリングマットレスの弾力性を作り出しており、1つひとつのバネの柔軟さやスプリングマットレスの中に入っているコイルスプリングの数、構造によっても寝心地が違ってきます。
スプリングマットレスには「ボンネルコイル」と「ポケットコイル」の2種類があります。それぞれにどのような特徴があるか見てみましょう。
ボンネルコイルマットレスは、複数のコイルスプリングを連結させて1つにまとめたマットレスです。身体を面で支えるので畳の上に布団を敷いたような寝心地があり、ポケットコイルマットレスより硬めなので、寝返りがうちやすい特徴があります。
ポケットコイルマットレスは、コイルスプリングを1つひとつ不織布の小さな袋に入れて、マットレス全体に敷き詰めたマットレスです。コイルスプリングが1つずつ独立して、身体を点で支えるので、身体の凹凸にフィットして体圧が一箇所に集中するのを防ぎます。敷き詰めたコイルスプリングの数が少ないと柔らかめになり、多いと硬めになります。
それぞれにメリット・デメリットがあるので、違いを知ったうえで自分に合ったマットレスを確認しましょう。
メリットは、コイルスプリングが連結して1つの面になっているので、荷重が全体にかかりコイルスプリングがへたりにくく、耐久性に優れているところです。また、コイルスプリング同士の空間がマットレス全体につながっているので、通気性が良いのもメリットです。デメリットは、体圧分散がしにくく、寝た時に腰の部分に負荷がかかりやすいこと。また、寝返りをうつと横揺れしやすいので振動が伝わりやすく、2人で寝るベッドには不向きかもしれません。
メリットは、身体の凹凸にフィットする体圧分散性に優れているところです。また、コイルの1つひとつが独立しているので、動いても横揺れしにくく、寝返りをうっても振動が周りに伝わりにくいのもメリットです。寝返りもコイルの反発力を活かして楽に行えます。デメリットは、コイルスプリングの1つひとつが袋に入っているため、ボンネルコイルより通気性で劣ります。
「ボンネルコイル」と「ポケットコイル」にはそれぞれに特徴があり、どちらが良いかはご自身の好みや感じ方によっても異なります。もし選ぶのに悩んでいるのでしたら、身体になるべく負担をかけず快適に眠れるマットレスかどうかの判断として、以下の4つの基準を参考にされてはいかがでしょう。
人は自然に立っている時に背骨は緩やかなS字を描いています。仰向けに寝た状態で背骨がこのS字を保てること、また、横向きに寝ている時は、首や背筋が床と平行に真っすぐになるのが良いでしょう。
ベッドに仰向けになった時、マットレスに接している、頭、背中、お尻、かかとといった身体の凸部分には圧力がかかりやすくなります。同じ身体の部分が圧迫され続けると血行不良や痛みが生じやすくなってしまいます。首の裏、腰のくびれのような凹部分などを支え、マットレス全体に均一に圧力がかかる体圧分散性のあるマットレスは身体への負担が少ないです。体圧分散ができていても柔らかすぎると腰の部分が沈んでしまって、身体を痛める原因になりますので、腰が沈み込まない程度の硬さがあり、体圧分散性にも優れたマットレスが良いでしょう。
睡眠中に身体の同じ部分が圧迫され続けることを避けるため、人は生理的に寝返りをうちます。寝返りはマットレスに力を加えて身体を動かす行為のため、睡眠がさまたげられないよう、少しの力で寝返りがうてることが大切になります。マットレスを試す時に寝返りがうちやすいか確かめましょう。
人は寝ている間にコップ1杯分の汗をかきます。マットレスを長期間使用することを考えると、シーツを敷いていたとしても、汗から出た湿気がマットレス内部に留まります。ダニやカビが発生する原因になる可能性があるので、なるべく通気性があるものをおすすめします。
ところで、一般的なスプリングマットレスを電動ベッドで使用することはできるのでしょうか。電動ベッドはリクライニングができる特性上、そのスプリングマットレスは折れ曲がる性能が必要になります。そのため、一般的なスプリングマットレスは、電動ベッドの動きに合わないことも考えられます。将来的に電動ベッドを使いたい方は、電動ベッド用のスプリングマットレスを視野に入れることをおすすめします。
パラマウントベッドの「インタイム1000」のスプリングマットレスは、寝心地と電動ベッド用としての機能性を併せ持ったロータイプポケットコイルのマットレスです。ポケットコイルの持つ寝心地はそのままに、曲がりやすいように厚さを薄くしました。
詳しくはこちらのグレイクス1000をご覧ください。
「INTIME1000」シリーズ製品仕様 | ||
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マットレスサイズ | セミシングル | 幅91cm・長さ191cm・厚さ15cm/17kg |
シングル | 幅97cm・長さ195cm・厚さ15cm/19kg | |
セミダブル | 幅120cm・長さ195cm・厚さ15cm/23kg | |
コイル数 | セミシングル | 312 |
シングル | 351 | |
セミシングル | 459 | |
材質 | [測地] | ポリエステル55% レーヨン55% ポリウレタン1% |
[詰め物] | ウレタンフォーム わた(難燃) 不織布(抗菌) コイルスプリング:SWRH82B硬鋼線C種 |
年齢を重ねていくにつれ、寝てもなかなか疲れがとれない、痛みもすぐには治りにくいなど、身体の変化が起きることも考えられます。電動ベッドは、起き上がりや、立ち上がりなど日常的な動きをサポートします。この機会にベッドも含めて買い替えを検討してみませんか?
パラマウントベッドの「電動ベッド・インタイム1000」には、起き上がりや立ち上がりの負担を減らしたりする機能が備わっています。それは「インタイム1000」のリクライニング機能です。起き上がりの際には、背上げ機能で75度まで角度がつけられるので、その後は楽に立ち上がりの動作に移れます。立ち上がりの際には、高さ調節機能でベッドを膝よりも高くセットすれば、立ち上がりやすくなります。これらの機能で日常を少しだけ楽にしてみませんか?現在、ご家族に高齢の方がいて、より安心して眠れる環境を整えてあげたいと思っている場合、より睡眠しやすくなり、かつリクライニングもできる「インタイム1000」は、介護負担もより軽くなるので便利です。
詳しくはこちらのパラマウントベッドINTIME1000をご覧ください。
スプリングマットレスは1度購入したら長期間使用するものです。せっかく費用をかけるなら、これからの睡眠環境がさらに良くなるものを選びたいですよね。この機会にスプリングマットレスを見直してみてはいかがでしょうか。